今月の上津公園ビオトープ

上津公園ビオトープの情報です。

2010年9月13日月曜日

9月の上津公園ビオトープ【3】

下池を見ていると、シオカラトンボの♂が産卵…いや、♀です。♂のような体色ををした♂と同色の♀ですね。
たまには珍しいものも見られます。
まだまだ暑くて、辛い日が続きますが、もうすぐ秋が訪れます。そうすれば、ビオトープにも変化が見られるでしょう。

9月の上津公園ビオトープ【2】

長いこと雨が降っていませんので、水位が20センチ以上下がっています。子供たちはメダカを採っているようです。
この下池へ水網を入れると、エビが沢山入りましたが、半分くらいスジエビになっています。この池にザリガニは居ませんでした。そして、水生昆虫の姿も見られませんでした。

9月の上津公園ビオトープ【1】


9月のモニタリングは、私一人でした。悲しい…
着いてすぐに修景池の様子を見てみると、スイレンの葉の上に沢山のウシガエルが!この画像の中に12匹見られます。外来種ばかりが増えて困ったものです。

2010年8月8日日曜日

8月のビオトープ


今月はシミズさんとワタシの二人で軽く調査を行いました。ビオトープの状況は改善していません。上津公園のビオトープで一番ひどい状況なのは下池です。かつて刈り取りが必要だったほどのキシュウスズメノヒエは完全に衰退しています。ザリガニがどんどん根を切っているようです。写真は、ザリガニに切られたと思われるキシュウスズメノヒエの根です。こんな塊がゴロゴロありますから、植物が生長する暇もないんだと思います。ただ、先月までと大きく変わった事があります。スジエビの数がどんどん増えていることです。何かが変わろうとしているのでしょうか?
上池にはガマやアオミドロがありますので、少しはトンボの幼虫が生息できるのでしょう。チョウトンボが10頭ほどと、ショウジョウトンボが2頭見られました。水中にはメダカがたくさん、ウシガエルがたくさん、ヨシノボリもそこそこ生息しています。

2010年7月11日日曜日

7月のビオトープ


先月から雨の日ばかりで、良い日がありません。今日もずっと雨でしたが、夕方には雨が上がりましたので、私ひとりでビオトープの様子を見てきました。大変に強い風が吹いていましたが、シオカラトンボやショウジョウトンボの姿が見られました。又、小さなオタマジャクシ(トノサマガエルでしょうか)が沢山いて、アメンボの幼虫も沢山見られました。多様性は低くなりましたが、それなりに生き物は見られます。写真は、左目の見えないウシガエルです。上津公園では片目がつぶれたカエルをよく見ます。草刈り管理の際にケガをするんでしょうね。外来種とはいえ気の毒な気がします。彼らがヌマエビやザリガニを沢山食べてくれるといいのですが。

2010年6月13日日曜日

雨のビオトープ


雨の降る中、ビオトープのモニタリングを行いました。シミズさんと私の2名です。
昨日までは日照りが続いていて、水位が10cm程度下がっていましたので、水際の状態が良く解りました。
普段水に浸かっているギリギリの所まで植物の根が何者かに食べられて(?)、水中に伸びる部分の根がありません。本当に食べているのかどうかは定かではありませんが、ヌマエビかアメリカザリガニの仕業だと言うことは間違い無いと思います。
水底もずいぶんキレイで、ヘドロもほとんどありません。
どうしたら以前のように水性植物が多くて管理が必要なほどの環境に戻すことが出来るのか、途方に暮れています。良い考えをお持ちの方がいらっしゃれば、すぐにでも知恵をお借りしたい!
気を取り直して調査を行いましたが、昆虫が少なくてテンションが上がりません。それでもようやく小さな、小さなヤンマのヤゴをシミズさんが見つけました。マルタンヤンマみたいなのですが、この時期にこんなに小さなマルタンのヤゴが居るものでしょうか?

2010年5月8日土曜日

5月のビオトープ


4月の状況と併せて報告します。
相変わらずの状況で、水生生物で幅をきかせているのは、ヌマエビとアメリカザリガニです。でもどういう訳かメダカは増えているのです。一体彼らは何を食べているんでしょうか。
5月の状況は、以前思わしくありませんが、アオイトトンボ、アオモンイトトンボ、シオカラトンボなどのヤゴが見られ、今後のビオトープに期待を感じられました。又、トンボの成虫はアジアイトトンボ、アオモンイトトンボ、クロイトトンボ、シオカラトンボ、ヨツボシトンボなどが見られました。このところの晴天続きで他所から迷い込んだ個体もあるのかもしれませんが、、、、来月はアオイトトンボの羽化や、ハラビロトンボの縄張り争いなどが見たいものです。